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【目指せ航空業界!】日本三大航空機事故

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飛路志です。

今日は3つの墜落事故について触れていきます

JAL123便 御巣鷹山墜落事故

NH58便 全日空機雫石衝突事故

全日空 松山沖墜落事故

われわれ、航空業界を目指す人間として忘れてはならないこと

航空機事故を知っておくのはもちろんですが

飛行機は鉄の塊です。機械です。

整備をするから事故が起きて整備をしないから事故が起きる。

交通事故や電車の人身事故、宝くじに当たるより飛行機の事故はおきていません。

とても安全なのりもので世界各国でひっきりなしに飛んでいます。

でも、事故はおこる。

空の安全は整備からグランド、すべてのスタッフに役割があると。

守れるものがあると。

1985年 JAL123便墜落事故(御巣鷹山:おすたかやま)

毎年夏になると取り上げられる日本最大の航空機事故

別名:日航ジャンボ機墜落事故

原因:圧力隔壁の不適切修理による破損が事故原因と推定

推定だからちゃんとした結果にはなっていないのだけれど、この機体は伊丹空港で航空機後方をしりもち事故(尻尾を滑走路と接触させた)をおこしており、その延長ではないかと言われている。

悲劇だったの帰省ラッシュという嬉しい楽しい時間を満喫していた期間中だったこと。

色々な想いを載せた飛行機は墜落したのです。

乗客乗員524名

死亡:520

生存:4名

JALグループ安全啓発センターではJAL123便について資料や残骸を展示しています。

焦げた飛行機の一部のもの、当時の新聞記事、専門家の調書

ジャンボだったんです。

二階建てです。大きかったんです。それだけ命も詰まってたんです。

展示の仕方にもあるのだろうけれど、涙が堪えきれない。

展示を読むのが辛い、部品をみるのがつらい

これから自分たちはこういう事故を起こせてしまうんだ。【その側にいる】というショックと絶対にさせないという誓いです。

予約がとれれば誰でも見学することが可能です。

航空会社入社後にはもしかしたら研修で行くかもしれませんが、見ておいて損はないです。

JALグループ安全啓発センター

1971年 NH58便 全日空機雫石衝突事故

前述の日航ジャンボ機墜落事件が起きなければ日本最大の航空機事故はこの雫石でした。

乗客乗員:162名の 全員死亡

自衛隊訓練機(訓練生)との空中接触事故で、墜落しました。

訓練の教官の指示や、訓練生の技術、ANAパイロットの衝突がおこるかもしれないという認識不足

色々な不足が重なって起きた事故でした。

私はANAグループなので、雫石には慰霊を含み、お掃除に行きます。

岩手県の良いところで、冬はリゾート開発が進んでおりスキーには良い地方です。

この事故で特徴だったのは音速を超えたため、衝撃と閃光が伴った大事故になり目撃者としては【黒い豆のようなのが落ちていた】

これ、人です。

あとから人の雨が降った全日空機雫石衝突事故とタイトルがつけられたりしたのですが

JAL123便の事故発生と自衛隊との接触事故という同情からあまり報道はされていないです。

しかし、123便の次はこの事故で、認識不足、予測不足、油断で起きた事故です。

もしかしたら回避できたかもしれない。

一番つらいのは訓練生は緊急脱出して生還しています。

もし自分が訓練生だったら。自分だったら堪えられない

この事故で管制塔の権限や色々なものが法律により明確化され、運輸省や防衛省など仲が良くなったり色々、航空業界の転換期となりました。

1966年 NH533便(YS-11)全日空 松山沖墜落事故

伊丹空港発、松山空港です。

これは柔軟性がどこもかしこも欠如しておりまして

決まりは決まり!っていう日本人の性格が良くも悪くも出た事件です。

最初から受け入れるなら照明を落とさずに待っていろよ。管制塔も何をしていた。伊丹空港からくるのがあるのに、なぜ落とした!!!

ざっくりいきますと

松山空港の営業時間20時を過ぎてしまって、空港が閉まっちゃった。でも着陸するから空港開けて〜って空港開けた。そしたら視界不良&滑走路短くて海に出ちゃって墜落しちゃった!

という感じで

本当に怒りを抑えきれないのは

みなさん、ハネムーン先が松山。はい、道後温泉だったのです。

1964年が東京オリンピックというと時代の流れがわかるかと思います。海外に行けるのはわずかなひとだった時代。

道後温泉(夏目漱石の坊っちゃんで有名)

ハネムーン(新婚旅行)地だったんです。

しかも 日曜日の 大安吉日

乗客乗員全50名の生命が奪われました。

そのうち、カップルが12組。50人中24人が新婚カップルでした。

半分が幸せ絶頂期の新婚さん。

他の事故とくらべたら、人数が50人って軽い事故じゃん?世界にはまだまだっていう人があらわれるかもしれない。

事故はおこしてはいけなくて、こんなすごい事故おこしたんだぜ!ってのは、ない!

命に重みは色や重さをつけてはいけないというけれど

つけるでしょ。着けざるを得ない。

この事故がきっかけで地方空港の滑走路が伸びました。

また多くのカップルが婚姻届を未提出で相続やら賠償金の手続きが大いにもめて広報で婚姻届を提出するように国民に協力をもとめたよ

 

ABOUT ME
空野飛路志
トラベルジャーナル旅行専門学校 航空運輸学科エアライン科出身 ANAグループ出身 国内線予約などの出発地・到着地のプルダウンに HNDCTSとかNRTOKAとか入力する変態。